現場監理|平屋二世帯住宅の集成材カウンター補強と庇の納まり確認

現場監理|平屋二世帯住宅の集成材カウンター補強と庇の納まり確認

2017年4月27日

今日は昨日に引き続き、平屋の二世帯住宅の現場監理に行ってきました。
2辺支持のカウンターですが、強度を考慮して端部の補強について検討を行いました。

ご両親のリビング・ダイニングに設けた集成材カウンターについて、建設会社の監督さんより「端部に側板を付けた方が良い」との提案を頂きました。構造的な安定性と安全性を両立させるための調整です。

集成材カウンターの補強検討

事務所にて図面とパースを用いてデザイン検討を行い、現場で確認を実施。
実際に端部を押してみると、やはり補強が必要との判断に至りました。
その場で棟梁と監督さんに検討内容を共有し、切れ端材を使って強度と見え方を確認しました。

また、カウンターコーナー部分はお孫さんの安全と動線を考慮し、アール(丸み)加工を採用。デザインと安全性を両立させた設計としています。

ダイニングカウンターの補強検討
ご両親のリビングダイニングに設けたカウンター。端部補強と安全性のバランスを検討。

足場の取れた北面と西面

庇が取り付いた北面外観
北面と西面の足場が外れ、庇のラインがきれいに見えるようになりました。

庇の納まりも良く、外観全体に軽やかさが出ています^^
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