香川の建築家によるかがわ家博2023モデルハウス現場監理|配筋検査(背筋検査)のチェック

香川の建築家によるかがわ家博2023モデルハウス現場監理|配筋検査(背筋検査)のチェック

2023年6月23日

 先日は「かがわ家博2023」に出展しているモデルハウスの配筋(背筋)検査に立ち会いました。コンクリートを打設する前の重要な工程であり、建物の構造強度を左右するため、建築家として慎重に確認を行いました。

建築家と建てるデザイン住宅

香川県出身の建築家が手掛ける「かがわ家博2023」のデザイン住宅は、香川の風土や光の取り込み方を意識した設計です。外観だけでなく、構造や施工精度にもこだわり、住まいの性能と美しさを両立させています。

配筋検査 ― 建築家による現場監理

配筋検査では、基礎内に配置された鉄筋の径・間隔・結束状態を確認します。設計図面通りの寸法・ピッチが確保されているか、補強筋やアンカーの位置にズレがないかなどを細かくチェック。配筋精度は、建物全体の耐震性や耐久性を左右するため、施工段階での検証が欠かせません。

現場では施工担当者と協議を重ねながら、図面上では見えない部分の納まりや、後工程への影響を想定して調整を行いました。建築家の現場監理は、単なる検査ではなく、設計意図と構造品質をつなぐプロセスでもあります。

香川県高松市 かがわ家博2023モデルハウス 配筋検査(背筋検査)の様子

この工程を終えると、いよいよ基礎コンクリートの打設へと進みます。香川の建築家として、地域の特性を理解しながら、確かな品質の住まいを目指して丁寧に監理を続けていきます。