先日は香川県高松市桜町の家の工事費の相見積りを行うため、複数の施工会社へ実施設計図書を提出しました。建築家として、設計意図を正確に伝えるため、詳細な図面と仕様書を整えたうえでお渡ししています。
香川県高松市桜町の家|相見積りのための実施設計図書提出
相見積りとは、複数の施工会社から見積書を取得し、工事費・施工品質・対応力などを比較検討するプロセスです。単に安価な会社を選ぶのではなく、設計意図を的確に理解し、品質とコストのバランスを実現できる施工会社を選定することが目的です。
今後は、見積期間を設けた上で各社からの見積書を受領し、内容を精査します。その後、施主と建築家が協議しながら総合的な視点で一社を選定し、工事請負契約へと進む予定です。
建築家による透明性のあるコスト検討プロセス
KAWAZOE-ARCHITECTSでは、設計段階からコストを見える化し、複数社見積りによる公平な比較を行うことで、施主にとって納得のいく判断ができるようサポートしています。設計と施工を分離することで、建築家が第三者の立場から品質と価格のバランスを監理します。
