先日は香川県高松市で建築家が設計監理を担当した注文住宅の完了検査に立ち会いました。監査機関による最終確認が行われ、設計通りの品質と安全性が確保されているかを細部までチェックします。これにより、建物の構造・設備・仕上げなどがすべて設計基準を満たしていることを正式に確認します。
香川県高松市の注文住宅 ― 完了検査立ち会い
建築家による注文住宅では、最終段階の完了検査も重要なプロセスのひとつです。設計段階で意図した空間構成や素材の質感、設備の納まりが図面通りに実現されているか、現場でひとつひとつ確認を行います。建築家が直接立ち会うことで、施工精度や美観の最終確認だけでなく、今後のメンテナンス面での配慮も行うことができます。
建築家と建てるフルオーダーのデザイン住宅
今回の住宅は、施主のライフスタイルに合わせた完全フルオーダー設計です。リビング中心のプラン構成に加え、造作家具や照明計画なども一体的にデザイン。細部まで素材と寸法を調整することで、空間全体に統一感と居心地の良さを持たせています。
完了検査を終えた後は、外構工事や植栽などの最終仕上げに進みます。完成後の引渡しに向けて、細部の調整や最終チェックを重ねながら、建築家として最後まで責任を持って監理を行っていきます。