先日は香川県高松市でデザインを担当した美容室(ヘアサロン)の看板サインの設置が完了しました。現場では取付位置や照明の当たり方を最終確認し、店舗外観との調和を意識した仕上がりとなりました。
香川の美容室サインデザイン設置
香川の建築設計・デザイン事務所として、美容室のファサード全体をトータルで監修しました。看板サインは単なる表示物ではなく、店舗の印象を決定づける「空間の顔」でもあります。ロゴや文字のバランス、照明計画、外壁素材との関係など、建築的な視点から設計を行いました。
建築家によるサインデザインの考え方
建築家がデザインを手掛けることで、店舗の外観とサインが分断されることなく、統一されたデザインコンセプトのもとで構築されます。今回のヘアサロンでは、素材感と光のコントラストを活かし、日中と夜間で異なる表情を見せるよう設計しました。見る角度によって文字が浮かび上がるように仕上げ、街並みにも自然に馴染むデザインとなっています。
仕上げと修正対応
設置作業の際には一部で施工不良が見られたため、現場で修正指示を行いました。最終的には全体の水平・垂直精度、照明角度を微調整し、無事に納品完了。完成後はクライアントからも高い評価をいただき、店舗全体の印象が一層引き締まりました。
看板やサインは、建物と同様に街の風景の一部です。今後も建築とデザインの両面から、店舗空間全体を美しく機能的に仕上げる提案を続けていきたいと思います。

