先日は香川県高松市の現場監理に行ってきました。現場は断熱工事の工程に入っており、今回はセルロースファイバーの施工状況を確認しました。断熱材は建物の快適性や光熱費、さらには音環境にも大きく影響するため、慎重な設計と監理が必要です。
建築家と建てる断熱・気密の高性能住宅
香川県高松市で進行中の本住宅は、デザインと性能の両立をテーマにした高性能住宅です。香川の気候に合わせた断熱・気密計画を建築家が自ら行い、見えない部分にもこだわりを持って設計・監理を進めています。
生活スタイルに合わせた断熱材の選定
弊社では断熱性能を数値だけで判断するのではなく、お客様のライフスタイルや暮らし方に合わせて断熱材を選定します。冷暖房の使い方や日射条件、通風計画などを総合的に考慮し、最適な断熱構成を提案しています。
 
今回は断熱性能に加えて防音性能も重視し、自然素材由来のセルロースファイバーを採用しました。高い吸音性と調湿性を備え、外気温の影響を抑えるだけでなく、静かな居住環境を実現します。
断熱・気密・防音といった性能は、暮らしの快適性を支える「見えないデザイン」です。建築家が直接監理し、素材選定から施工精度まで一貫して確認することで、長く心地よく住める家づくりを目指しています。
