先日は香川県高松市桜町の家の配筋検査に立ち会いました。コンクリートを打設する前に、鉄筋の配置・径・ピッチなどが設計図書どおりに施工されているかを確認する重要な工程です。建物の耐久性と安全性を左右するため、建築家による現場監理が欠かせません。
香川県高松市桜町の住宅―配筋検査
香川県高松市桜町で進行中の住宅プロジェクトでは、第三者検査機関による確認と併せて、建築家による自主検査を実施。鉄筋のかぶり厚・定着長さ・補強筋の位置などを現場で一点ずつ確認し、構造計算どおりの強度が確保されているかをチェックしました。
建築家による現場監理と構造品質
配筋検査では、耐震等級3に準じた構造設計に基づき、鉄筋の接合部や補強筋の納まり、基礎梁の配筋状況を重点的に確認しました。こうした現場での目視確認と施工者との意見交換を通じて、図面上の意図が正確に反映されるよう監理を行います。
弊社では、建築家自身が全工程に立ち会うことを基本とし、配筋検査の段階から完成まで、性能とデザインを両立させた住宅づくりを行っています。
