Renovation proposal

KWAC Factory

Factory to community hub proposal · 生産施設をカフェ・イベント・コワーキングへ

Concept | コンセプト

閉ざされていた生産棟の向こう側に、人の通り抜けと、まちの営みを。

工場生産施設を、カフェ・イベントスペース・コワーキングを備えた「地域に開放されたコミュニティ拠点」へ転用するリノベーション・プロポーザル。用途転換の骨格は、通り抜けと滞留を両立させる“重なり”にあり、各階が異なる時間帯の賑わいを生む。

外壁の補修・再塗装、1階のガラスファサード化、上部階の再プログラムまで、一連の操作として設計する。既存の骨組み・部材のよさを最大限活かし、付加エネルギーと廃棄物を抑えた、環境負荷の手の届く再編を目指す。

図面に加え、建築・CGパース・ウォークスルー映像で、BEFOREとAFTERの体験を揃えてお見せできます。同種の拠点づくり・リノベーションの相談はこちら

01

カフェ&オープンキッチン(1階)

街と施設の“境界面”。1階はカフェ&オープンキッチンに転じ、匂い・音・人の流れをまちにそっと返します。天井・梁・柱は現し塗装で払い出した高さを活かし、白を基調にした、光が通り抜けるようなホール。ここは、朝は通勤のショートカットになり、午後は誰かの立ち止まる場所になる、施設の顔です。

02

素材|白塗装・モルタル・合板

素材は、既存躯体(梁・柱)の質感を活かしつつ、壁・天井は白塗装で“展示の背景”になる面を確保。床はモルタル/塩ビタイルなど耐久性のある仕上げ、什器は合板・木で軽く組み、白と素地の陰影で空間を整えます。

03

コワーキングスペース(3階)

屋上寄りの静けさ。3階はコワーキングとして、会議用センターテーブルと、窓際のロングカウンターを併立。深い出窓の縁に腰を掛ければ、1階のざわめきは遠く、集中は近く。働き方のレイヤーが、階をまたいで揃うイメージです。

Content

改修内容

大枠は「外装でまちに顔を見せる/内装で各階のプログラムを組み替える」の二段構え。足元の配管ルートから煙突の抜けまで、既存設備の再利用と、新たに要する設備容量のバランスを図りながら、次のように整理しています。

Outer

外装の改修

最も大きな印象を変えるのは、1階の“開口の表情”。歩道から、誰のための建物かが一目で分かるように、ガラス面と既存外壁のリズムを再編。夜は内側の灯りが、道路にやわらかい塊として落ちるイメージです。

Before

リノベーション前の工場外観

After

リノベーション後の外観イメージ(ガラスファサード)

1階外壁はガラス面を拡大幅にし、内部のにぎわいと動線がまち側へ視覚的に抜けます。既存外壁面は、部材の寿命を活かす補修と再塗装で、新規と既存のバランスを取っています。

外装改修前(別アングル)
Before
外構・外装改修後のイメージ
After

奥行きのある外構には、深い屋根下の外部テラスを仕込み、1階カフェの席域を外へ拡げています。テラス席は、歩道との段差を緩やかな踏段でつなぎ、ベンチと植栽で「ふらっと腰掛けられる縁側」のような停留を意図。2階のイベント室もテラスと一体の運用を想定し、屋上回りまで含め、施設が一度に人を飲み込んでも、滞在の場所が分散する導線です。雨天時は屋根下を回遊する動線を残し、イベント搬入用の小型クレーン設置位置も図面上で仮押さえしています。

Inner · 1F

カフェスペース

改修前の工場スケールのフロアを、キッチンと客席の距離感が心地よい、“レストレイン(抑え)の効いた”ホールに。梁と柱のリズムはそのまま、床と壁面の白で均して、来た人の顔の色が映える面に。

Before

1階改修前の状態

After

1階カフェ・オープンキッチンへのリノベーションイメージ
Inner · 2F

イベントスペース

2階は、展示や講演、ワークショップの“囲い”に。1階のざわめきを遠ざけつつ、下の動きを感じる高さ。荷物の搬入導線と照度の揃いを優先し、可動什器で用途が切り替わる前提の、シンプルな白い箱に。

Before

2階改修前の状態

After

2階イベント室へのリノベーションイメージ
Inner · 3F

コワーキングスペース

最上階は、会話と作業声が層の上に乗る場所。センターテーブルは短時間の打ち合わせ、窓際ロングは没入。どちらの席からも、街路樹の先まで視界を抜け、長居しても心が曇りにくい配置です。

Before

3階改修前の状態

After

3階コワーキングスペースへのリノベーションイメージ
Cinematic walkthrough

体験でつなぐ、BEFORE / AFTER

図面と静止画のあいだを埋めるのは、光の動きと距離感。下の映像は、拠点の雰囲気と動線のイメージを、一続きの体験として辿れるウォークスルー(サンプル)です。

SampleCG walkthroughSound on

実案件では、レンズ高さ・カット割り・色調(カラーグレーディング)に加え、用途に合わせ15秒・60秒・本編の三層編集、ナレーションと字幕の有無、テロップ差し替えまで対応可能です。図面レビューと併用することで、抽象度の違うステークホルダのあいだでも、同じ「通り抜け体験」を共有し、合意形成のラグを大きく縮められます。自治体の事前協議、テナント説明、社内稟議、地域説明会──それぞれに最適化した尺を揃えたパッケージ納品も可能です。

Next step

用途転換のたたき台から、採択用の図面・算定・外観模型・プレゼン動画の一式まで。事業者が未確定の段階でも、周辺の文脈を汲んだストーリーで伴走します。下記より、同種施設のプロポーザル・事業化支援・設計/監理の相談を承ります。

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