METABRAIN002DESIGN STUDY

METABRAIN 002 / CONTINUUM

CONTINUUM

共在するための、距離。

集まりに加わる。縁に留まる。離れて眺める。
同じ空間にいながら、関わり方を選ぶ。

植栽帯の間を通り、起伏する屋根へ向かうCONTINUUMのアプローチ
01 / APPROACH木立を抜け、ひとつの屋根へ

THE IDEA

参加する距離を、
自分で選べる場所。

公共の場では、全員が同じことをしている必要はない。

話し合いの中心にいる人。少し離れて聞く人。展示を見ながら通り過ぎる人。CONTINUUMは、異なる関わり方が共存する文化フォーラムを構想する。

三つの広場の周囲を、一本の回廊が緩やかに上がる。歩くにつれて、同じ高さで向き合う関係から、縁に留まり、遠くを見渡す関係へ。形の変化を、人と人の距離の変化につなげる。

PARAMETRIC CONCEPT

独立した形ではなく、
変化し合う関係を設計する。

広場の大きさを変えると、その周囲の経路と屋根の開き方も変わる。回廊の上昇量を変えると、必要な道の長さと、広場を眺める高さが変わる。

広さ・高さ・距離を一緒に調整し、活動に近づく場所と、距離を保つ場所を生む。この相互関係が、CONTINUUMのパラメトリックデザインの核である。

FILM / CONTINUUM

ひとつの屋根の下へ。
距離をたどる。

全景からガラスの境界へ。広場に近づき、回廊から振り返る。四つの場面を通して、人が集まる中心と、少し離れて居られる場所の関係をたどる。

01 / APPROACH

ひとつの屋根、異なる居場所

CONTINUUM / SPATIAL STUDY00:40 · 日本語字幕 · 音楽あり

SPATIAL ORGANISATION

三つの中心。
その間にある、自由。

中心ごとに活動の性格を変え、その間を回廊でつなぐ。上部は全面に広がる二階ではなく、地上との関係を変えながら上昇する帯状の床。

集会、展示、交流の三つの広場を、地上から7.2mまで上昇する回廊がつなぐ構成図
PLAN / 広場と回廊の関係を示す構成図
01 / FORUM

集まる。

段状の縁が、人と出来事を囲む。中心に加わる人と、上から眺める人が同じ時間を過ごす。

02 / EXHIBITION

出会う。

展示の前で足を止める。通り道の脇に余白を設け、移動の途中から参加できるようにする。

03 / EXCHANGE

留まる。

広場へ向いたベンチに座る。同じ景色を眺めながら、少人数で話す距離をつくる。

起伏する屋根の下で、地上の広場と上昇する回廊が重なる断面
SECTION / 同じ屋根の下に、異なる視点の高さをつくる屋根・床・回廊の断面
人が行き交う広場と、段状の縁。上昇する回廊と屋根の開口が重なる内部空間
02 / INHABIT

AT THE EDGE

通る場所から、
居られる場所へ。

広場を囲む段状の縁と、回廊へつながる床。中心に近づく動線の脇に留まる場所を設け、集まりへの距離を選べるようにする。

BODY & MATERIAL

身体が触れるところに、
建築の実感を。

木の座面、石の目地、手に触れる細い手摺。遠景の輪郭だけでなく、座った時の高さ、光の反射、足元の影から空間を考える。

石の床と壁に取り合う木の座面。目地と落ちる影を近くから見る
03 / TOUCH
平面・断面を詳しく見る +

回廊の長さ 約308m / 幅6m / 上昇7.2m。架空の敷地を想定した設計研究です。

METAVERSE / SPATIAL STUDY

離れていても、
同じ場所に居るために。

CONTINUUMを、遠くにいる人が展示や対話を共有できる仮想の公共空間へ展開する。集まりへ近づく、少し離れて聞く、別の広場へ移る。画面の中でも、自分の位置から関わり方を選べる場所を目指す。

広場を横切る。回廊へ上がる。気になった場所で立ち止まる。自分の方向と速さで歩き、空間の関係を確かめる。

自然光の空間を体験する一人で体験する空間スタディ

空間を準備しています…

現在は一人で歩く体験です。複数人の同時参加・会話・共同展示は、今後の構想に含まれます。