この記事を読まれている方の中には新築で子ども部屋をこれから計画予定の方や子どもが増えるので間仕切りを入れたり部屋を広げたりと色々なお悩みを持たれている方も多いのではないでしょうか?今回は子ども部屋を計画するときに気をつけるべきことについて解説をしたいと思います。
子ども部屋を計画するのはいつ?
これは人によって様々なケースが考えられます。まず一番は家を新築するときではないでしょうか?次に考えられるのが家を改修(リフォーム・リノベーション)するときが考えられます。そして子どもが増えた場合です。この場合ですと内装の間取り変更を行わないといけないケースも出てきます。
子ども部屋を計画するにあたり気をつけることは?
落ち着いた雰囲気にする
子ども部屋だと可愛い柄の入った壁紙や色の入ったものを使用したいと子どもが幼い頃は思われる方もいらっしゃるかもわかりません。しかし、ここで気をつけないといけないのは子どもは当然ながら成長します。子どもが小さい頃はそれでいいかもわかりませんが将来的には子どもたちは自分の部屋を自分なりの価値観で完成させます。そのためにはできるだけ無地で主張のない落ち着いた雰囲気の方が後々の模様替えに選択肢を持たすことができます。
動線を意識する
子ども部屋を計画するときに最も重要なことですが動線計画はとても需要です。これは個々人や家族単位で考え方が分かれるのでこれが絶対に正しいというものはありません。ただし、どういう風に子どもを育てたいのかあるいはどういった環境で子どもを育てたいのか?そういった意味でとても重要です。
ここで皆さんが生まれ育った環境を思い出してください。皆さんが子どもの頃にあたえられた部屋は玄関から直接自分の部屋までいけましたか?またはリビングを介さずに自分の部屋に行けましたか?
この記事を読まれている方の中には直接自分の部屋に行けた方が多いのではないでしょうか。
現代ではこの考え方が少し変わりつつあります。廊下をできるだけ作らない間取りが多くなっています。リビングとそれに付随する階段や吹抜けを集約させ境界を曖昧に繋げるような間取りにする傾向にあります。廊下を無くす理由は面積効率です。廊下を作るとその分部屋に割り当てるられる専用面積が減ってしまいます。
また、都内の狭小の敷地においては廊下をつくらないことで面積の有効利用を図っています。(狭小住宅ではそういう作りにしないと面積が確保できません)
話を戻しますとリビングを介さないと自分の部屋(子ども部屋)に行けない動線計画であれば必然的に親子のコミュニケーションは増えるはずです。また、幼少期の発育過程においての親子関係には良い影響を与えるはずです。
当然、思春期の難しい年頃に強制的に親と顔を合わさないといけないような動線で良いのかという話になりますのでやはり賛否両論あります。そういった意味ではどちらが正しいとは言えません。
また、こういう動線にしたから良い子に育つとも限りません。
しかし住宅のプランや間取が発育過程の人間形成に影響を与えることは非常に興味深いですね。
これは設計士と密に打ち合わせをして決めていく必要があります。
拡張性を持たせる
これは将来的に子どもの人数が予測できない場合の対応です。当然、子どもの数が増えたら子ども部屋を増やすか、スペースを確保する必要がありますよね。そのときに間仕切りを変更して隣の部屋と一つにするとか、あるいは予備室として多目的に利用できる部屋を準備しておくか等が考えられます。また、間仕切りを後から設置する方法もあります。あまりに子どもが増えすぎて引っ越さないといけないといったケースも稀にありますので^^; 間取は設計士と十分な打ち合わせをしておく必要ありますね。
まとめ
子どもが生まれる・増えるからといった理由から住宅を新築・改築するといったケースは本当に多いです。子ども部屋の計画は実は住宅を設計するときにはすごく重要な位置付けです。子どもたちに良い環境を与えてあげたいと思うのは親心だとおもいます。設計初期の段階からポイントを押さえた子供部屋の計画をしておくことをお勧めします。
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